ナンピンを利用して利益を出す

損失しても利益を取り戻す方法とは

FX(外国為替)や株でいざ投資を始めようとしても、意味なくトレードしては成功することはありません。

実はFXでは含み損がある時に「ナンピン」という手法を活用することで損失からも救える方法があります。

FXはナンピンを利用して損失があっても利益に戻せる

さらにナンピンの意味をしっかりと理解して必勝法を利用し儲けていくことも可能です。

ナンピンの意味すら知らなかった初心者の頃には利用方法を誤ったこともあるので、管理人の経験を元にFXでリスクを減らすための注意点や必勝法も一緒に紹介していきます。

それではまずはFXのナンピンの意味から理解していきましょう。


ナンピンの意味とFXでの手法とは

FXでのナンピンの意味とは

まずナンピンという用語を聞いてすぐに意味を理解できる人はあまり多くは無いと思います。
ナンピンとは元は株での売買の手法を意味しています。

「ナンピン」を漢字で書くと「難平」と表記します。
難は損失を意味し、平は損失を平均化させるという意味です。

ナンピンとは追加で通貨を買い足す行為

ナンピンとは、株価やFXの相場が予測とは反対に動いたために発生した損失に対して、追加で株やドル円などの通貨を買い足す手法です。

つまりナンピンとは、プラスマイナスゼロに近づける行為の意味です。

株式相場の格言に「下手なナンピン、スカンピン」という言葉もあるくらいです。

下手にナンピンを利用するのではなく、しっかりと意味を理解して上手くFXトレードに利用して稼いでいきましょう。


FXでのナンピンの手法とは

ナンピンとは株などの相場での売買手法を表すと説明しました。
また、基本的には損益をプラスマイナスゼロ(もしくはプラス)にさせるという意味です。

またナンピンには売りと買いでそれぞれFXでも利用することができます。


ナンピン買いの意味とは

買いポジションの時に通貨(株)の価格が値下がりした場合に行います。
追加で値下がりした通貨(株)を買い、平均通貨購入価格を下げる意味です。

■ナンピン買いの例
ナンピン買い通貨を安く買い高く売りたいのに、1ドル120円で高く買いをしてしまった場合。
  ↓
相場が下がり追加で1ドル100円の時に買います。
平均1ドル110円で購入した意味になります。
  ↓
FXの相場が上がった1ドル112円の時に売却(売り)して利益を得られます。


ナンピン売りの意味とは

売りポジションの時に通貨(株)の価格が値上がりした場合に行います。
追加で値上がりした通貨(株)を売り、平均通貨購入価格を上げる意味です。

■ナンピン売りの例
ナンピン売り通貨を安く買い高く売りたいのに、1ドル100円で安く売りをしてしまった場合。
  ↓
相場が上がり追加で1ドル120円の時に売ります。
平均1ドル110円で売却した意味になります。
  ↓
FXの相場が下がった1ドル108円の時に購入(買い)して利益を得られます。

つまり、損失が出たら利益分の追加ポジションを持つことで損失を減らし儲けるという意味です。

それでは詳しい計算については次で確認していきましょう。


ナンピンの意味を理解して行うFX

次にナンピンの意味をしっかりと理解してFXで勝率を上げていきましょう。

ここではナンピン買いの例を元に詳しい意味と解説をしていきます。


①【通貨が上昇すると予測して買い】
■1ドル=110円
現時点で100ドルを買い。
計算式:1ドル110円×100ドル=11,000円

予測通り通貨の価格が上昇すれば通貨の価格が高くなってから売却(売り)することで儲けることができますが、反対に通貨の価格が下落した場合にナンピンを利用できます。

ナンピンとはプラマイゼロにする意味でした。それでは次のステップを確認していきましょう。


②【ナンピンを利用して追加で買い】
■1ドル110円→1ドル108円(通貨が下落)
この時点で最初に購入(買い)した通貨と同量(100ドル分)を追加で購入(買い)をします。
計算式:1ドル108円×100ドル=10,800円

プラマイゼロ以上で利益を出すためには、1ドル109円以上に値上がったら売却(売り)をします。


③【通貨の価格が上昇したら売り】
現時点で保有している通貨は200ドル分で21,800円で買いました。
再度為替相場が上がり1ドル109円になり売ります。
計算式:1ドル109円×200ドル=21,800円

ナンピンの手法であるプラマイゼロの意味がここで明らかになりました。

損失が出ても利益でカバーすることによって損失がなくなるという意味です。

さらに上記の例であれば、ナンピンで1ドルの単価109円で購入したことになります。
そのため通貨価格が109円以上になれば、元の110円以上にならなくても利益になり儲けることができるという意味です。


FXトレードの失敗例と対策

ナンピンの意味を理解して失敗を防ぐ

さてナンピンの意味を理解できても、使い方を間違えてしまっては損失が出てしまいます。

ここではナンピンの失敗例とその対策について解説していきます。

まずナンピンを行うという意味は、FXの相場が予想とは反対の値動きをしてしまったということです。

できればナンピンを利用せずに稼いでいきたいところですが、損失が出てもナンピンで利益に戻すことは可能です。

上昇トレンドと下降トレンドとレンジ相場

FXのトレンドが横ばいトレンド(レンジ相場)の場合、相場が上昇と下降を繰り返すためナンピンを利用して再度利益に容易く反転させることが可能です。

しかし、上昇トレンドと下降トレンドでナンピンを利用することは危ないです。その理由については次に確認していきましょう。


トレンド発生時にナンピンを行ってはいけない意味とは

上昇もしくは下降トレンドなのにナンピンを行うことは要注意です。

例えば、相場の上昇を見込んで1ドル110円の時に購入し、高く売却しようと考えていたとします。

しかし予想とは反対に相場が下落していき、110円→105円→100円と下降をしてしまう場合もあります。
105円の時にナンピンで追加の購入をしてしまった場合、含み損がさらに大きくなります。

■購入価格
110円×100ドル=11,000円
105円×100ドル=10,500円
【200ドルの合計 : 21,500円】

■現在の価格
100円×200ドル=20,000円

■損失(含み損)
21,500円ー20,000円=1,500円

つまり追加購入のナンピンをしなければ損失が1,000円で収まりましたが、ナンピンのために損失が増えてしまいました。

さらにトレンド発生中はトレンド転換が起きるまで相場が反転する可能性も低いです。

しかしFXでトレードしているとナンピンを使わざるを得ない状況もあるかもしれません。

そんな時に活用できるナンピンの必勝法を次に紹介していきます。


必勝法とおすすめの海外FX会社

必勝法:塩漬けナンピン手法

塩漬けという言葉を聞くと、長期に渡って食べ物を塩に漬けて保管しておくという意味を想像した人もいると思います。
くつろぐイメージの図
言葉の意味通り、FXにも塩漬けという言葉があります。

この塩漬けナンピン手法は初心者でも簡単に行うことができるFXの技法なので意味をしっかりと理解することで稼いでいくことが可能です。

塩漬けナンピン手法とは、損切りせず「含み損」→「含み益」に変わるまで待つことです。
損切りせずに利益を待つ
FXレートが下がったら買い、さらに下がったら買い、、、という買いの行為を繰り返します。
買い貯めた通貨が購入価格より上昇した相場の時点で全て売却し利益を得ることが可能です。

注意点としては強制ロスカットを避けることです。

強制ロスカットはレバレッジを掛けていなければ(1倍では)起こることはありません。
よって、FXの相場が購入価格よりも上昇するまで待ち続ける(塩漬け)ことで利益を生み出すことができるという意味です。

塩漬けナンピンの短所としてレバレッジをかけていない分、利益を出しにくいということが上げられます。

しかし、この必勝法では「スワップポイント」を利用することで簡単に利益を出すことが可能です。

スワップポイントは保有しているだけで利益を出し続ける

スワップポイントは保有しているだけで貰える金利差額の意味です。
つまり、このスワップポイントが高い通貨を長期で保有し利益を取得していくことが可能になります。

スワップポイントの高い一部通貨を紹介します。

・オーストラリアドル/円
・ニュージーランドドル/円
・南アフリカランド/円
・トルコリラ/円

これらは必ずしも高金利が約束されているわけではありません。
突然円高になる可能性もあるのでニュースなどで経済状況も常に確認しておきましょう。


ナンピンよりも基本はテクニカル分析を

今回はナンピンの意味や必勝法を通してFXで利益をどのように出していくか見てきました。

投資家のウォーレン・バフェット氏の「株の価格が下がっても長期で買い増しをするだけだ」という格言があるように、株もFXと同じです。

安く買い、高く売るということのみを誠実に守れば利益が出ることは明らかです。

またFXのレートを読み間違えたらナンピンを行えばいいやと考えるのではなく、テクニカル分析を元に相場を読んでいくほうが良いと管理人は考えます。

テクニカル分析を元にFXを始める

損失が出てもナンピンで利益に反転できる可能性はありますが、必ずレートが戻ってくるとは限りません。

基本的には規則通りに行うテクニカル分析を元にトレードを進めていきましょう。
参考:チャート分析


おすすめ海外FX会社

テクニカル分析を練習するのに総合的におすすめの海外FX会社はGEMFOREXです。

GEMFOREXには手数料なしでデモトレードを行うこともできるので、まずはFXトレードを体験してみることも可能です。
参考:GEMFOREXのデモトレード

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得たお金を利用してトレードを始めることも可能です。
参考:GEMFOREXボーナス

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海外FX会社ですが、HPなどは英語ではなく日本語で対応しているので安心できます。

今から副業でFXで稼いでおくことで不安な年金生活を送らずに済みます。
FXの億トレーダー目指してトレードを続けていきましょう。

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