国内と海外FXの比較

FXによる投資がおおよそ分かってくると、さらに面白さやハイリターンを追求したくなるものです。そこで登場するのが海外FX業者での取引ですが、海外の業者でFX口座開設となるとやはり不安がつきものです。

「ハイレバレッジって凄いのかな?」
「税金の扱い方はどうなるのかな?」
「おすすめの海外FX業者はどこだろ?」

ここでは海外FXを始める上での、不安解消、リスク、税金、レバレッジなど様々調べあげて分かりやすく集約しました。

海外FXは不安ばかりだと思われますが、そんなことありません。むしろ国内よりも海外の方が自由度が高く魅力的です。

国内FX業者が「プリウス」ならば海外FX業者は「フェラーリ」のようなイメージです。どちらにも一長一短がありますのでどちらが自分に適しているか比較してみてください。

海外FXを始めることはFX投資家としての新たなステップアップと言えます。FXの新しい魅力を知ることができますので、ぜひそんな期待を込めて読んでいただければと思います。




海外FX業者の規制と評判

ではさっそく海外FX業者に対する不安解消について說明をします。

海外FXは国内サービスと同等で英語の不安は要らない

海外FX業者で口座を開設しようとする時、自分の大切なお金が失われないかとても気になるところです。

また英語ができなければ難しそうだと考えてしまうとどうも海外FX業者はとっつきにくいようです。しかしそんなことはありません。

ホームページはほぼ全てが日本語に対応されてできています。また海外FXはほぼ全てが日本語のメールサポートを導入しています。

さらに日本語の電話サポートや日本語のライブチャットサービスを導入しているところも多いです。

つまりは、国内FX業者の行っているサービスと同等で英語による不安は全く要りません。

むしろ日本語に対応していない海外FX業者は顧客獲得に対する大きなデメリットを抱えています。なぜならば全FX取引人口の57%を占めているのは日本人だからです。

分別管理や信託保全を怠った事件

仮想通貨におけるマウントゴックス事件と呼ばれる有名な事件では顧客のビットコインが大量に消失した上、顧客からの預金を着服し業務上横領で社長が逮捕されました。

この事件でマウントゴックスの社長は会社の自己資産と顧客の預金を一括管理している状況を悪用して横領しました。成り行きとしてそうなったかどうかは定かではないですが、分別管理や信託保全を怠ったことでこのような横領罪に繋がったとされています。

マウントゴックス破綻

顧客の預金を消失させたFX業者はない

分別管理とは投資家から預かったお金をFX業者自体の自己財産とは分別して分別管理を専用とした銀行口座で管理することです。

信託保全とは投資家の投資資金を信託銀行に預け、万が一そのFX業者が倒産したとしても信託銀行に預けておいた預金が弁護士等の清算人によって投資家たちへ返金されるという法律で守られた仕組みです。

預金保全の仕組み

因みに分別管理や信託保全を導入して顧客の口座預金を消失させたFX業者は未だかつてありません。

昔とは違い国内FX業者も海外FX業者も信託保全を導入しているところがほとんどですのでFX業者の倒産リスクは殆ど心配いりません。





国内業者との比較で最大特長はレバレッジ規制がない事

では次に海外FXにおける最大の特長、レバレッジとゼロカットについて説明します。

海外FXは日本のライセンス取得義務がない

海外FX業者は日本の金融庁からライセンスを取る義務がありません。つまり日本の金融ライセンスを持っていなくとも海外FX業者は日本向けにサービスをしても問題ないということになります。

海外を拠点として世界に向けたサービスであり日本だけに提供をするものではないということです。

そして海外にあるシステムサーバーを介してサービスを提供しているため海外FX業者は日本の金融ライセンス取得の義務はありません。

ですので海外に拠点のあるFX業者として日本国内からサービスを受けられます。しかし利益が上がった場合に確定申告をして税金を払わなければならないという少し腑に落ちないような部分もあります。

海外FXが日本のライセンスを取得しない理由

また海外FX業者がわざと日本の金融ライセンスを取得しないという理由もあります。それは「レバレッジの規制」に引っかからないということです。

国内FXのレバレッジは最大25倍の規制がありますが海外FXには規制がありません。これは海外FXを最もおすすめできる大きなメリットです。

見落とすレバレッジ本当の魅力

海外FX業者の最大メリットはハイレバレッジですが、ではなぜハイレバレッジが魅力的なのでしょうか。それは単純に「儲けやすい」という事実です。
レバレッジとはテコの原理の”テコ”を意味します。

FX取引において自己資金の何倍もの金額の取引を行い大きな利益を狙えます。つまりレバレッジを高く設定すると取引にかける自己資金が小さくなります。

レバレッジの図

違いを比較シュミレーションしてみましょう。証拠金とはFX取引をするために担保の役割として預け入れる自己資金で、この証拠金の範囲内でFX取引が可能です。国内FX業者、海外FX業者の両方にてレバレッジをかけて100万円の取引をするとします。

国内FX→100万円=25倍レバレッジ×40,000円(証拠金)
海外FX→100万円=500倍レバレッジ×2,000円(証拠金)

100万円の取引をするために必要な証拠金が国内FX業者では4万円が必要なのに対して海外FX業者では2,000円しか必要ありません。

このように海外FX業者のハイレバレッジを用いると非常に資金効率の良い取引ができます。

ハイレバレッジで多分に見落とされる失敗要因

ではなぜ海外FXはハイレバレッジでリスクが高いと言われるのでしょうか。それは取引をする際に取引量とそれに必要な資金のバランスを考えないで無理な取引をするからです。

ハイレバレッジな取引を行うということは小さい証拠金で取引をすることができるので、1回の取引で大きい価格でポジションを持つことができたり、同時に複数のポジションを持つことができたりします。

ここが一般的な盲点で、ハイレバレッジを良いことにこういった取引を行うとわずかな為替変動が起きた時でも大損失が生じてしまいます。

海外FX取引においてハイレバレッジを最大限に活かして取引をするためには自己資金に応じた取引量の管理が必要不可欠となってきます。

自己資金に応じた取引量の管理が必須

国内FXは借金の可能性がある

海外FXには国内FXにはないゼロカットと呼ばれるメリットがあります。 取引をしながら損失が大きくなり、ある一定のラインに達した時FX業者がその取引を自動的に終了させる強制ロスカットというシステムです。

万が一、リーマンショックやスイスフランショックのような事態でとてつもなく大きな為替変動が起きた時、強制ロスカットの作動が遅延してしまい証拠金の範囲内を越えてマイナスが生じることがあります。

国内FX業者では、このマイナスの分を投資家に請求する可能性があり投資家は国内FX業者に借金をするという構図ができあがってしまいます。

一方海外FXではこの証拠金以上に発生したマイナスをFX業者が全て負担しマイナスを全て帳消しにしてくれます。これが「ゼロカット」というシステムです。

海外FXは証拠金以上の損失を被ることはなく借金をすることも一切ないというメリットがあります。これも海外FXをおすすめする大きな理由です。





優れたMT4の評判とおすすめな理由を国内業者と比較

続いて海外FX業者と国内FX業者の取引システムの比較をしてみます。

海外FXのMT4がもつ多様なメリット

国内FX業者ではそれぞれの業者が独自に開発したFX取引システムを使うことがほとんどです。つまり業者ごとによってFX取引システムは異なるため、口座を変更したり追加したりする場合にとても手間がかかります。

一方海外業者のほとんどはMT4(MetaTrader4)と呼ばれる取引システムを導入しています。 MT4は無料で提供されており、どの海外FX業者でも同じインターフェイスで利用できます。

MT4 イメージ

またMT4であるメリットとしてEA(ExpertAdvisor)と呼ばれるFX取引の自動売買システムを簡単自由に導入することができ、多くのEAをMT4に組み込んで取引ができます。

MT4はEAを追加導入などしたりしても約定スピードが遅くなったりパソコンが重くなることがありません。もちろんスマトフォンアプリなど様々なタブレットにも対応しています。

そしてMT4にはStrategyTesterというツールも搭載されています。これは過去の相場、取引にさかのぼりチャートの動きを再現してくれるものです。

よりリアルな感覚での過去の取引の検証、スキャルピングトレーニング、戦略作りをすることができます。





口座の出金や送金での税金の規制を国内業者と比較

次は海外FXと国内FXにおける税金と節税について説明します。

海外FXと国内FXの異なる課税方式

海外FXとは海外に拠点のある業者が行っているものですが日本の居住者として利益が上がれば日本国内での税金を課せられます。

しかし海外在住で海外FXを利用した場合は日本国内に税金を納める義務はありません。

海外FXと国内FXにおける税金の課税方式は異なります。国内FXは利益がどれだけ出ても年間利益の20%での一律と決まっていますが海外FXは利益が大きければ大きいほど課税額が大きくなっていきます。

変則的ですが海外FXでは年間の利益が330万円よりも下ならば国内FXよりも税金額が低く、高ければ国内FXよりも税金がくは高くなります。

こういった特徴を持っていますが海外FXには節税方法もありますので安心して下さい。

関連記事:海外FXの税金について



国内業者と比較ランキング。スプレッド、カード決済等

最後に海外FX業者と国内FX業者の特長を表にまとめました。

左からこのような項目で比較しています。
*  業者名:国内FX業者と海外FX業者の名称
*レバレッジ:最大レバレッジ
*スプレッド:スプレッドの概算値
* スワップ:スワップポイントの概算値
*  日本語:日本語サポートの有無
*   電話:日本語電話対応しているか否か
*   国内:国内銀行に入金が可能か否か
*  クレカ:クレジットカード入金
*   BTC:ビットコイン入金

(米ドル/円)

冒頭でも話した通り、海外FXは昔とは変わり日本語でのサポートが非常に充実で国内銀行への入金も普通になっております。それに加えてビットコイン決済やクレジットカード決済にも対応しています。

スプレッドやスワップポイントにおいては概ね国内FXに軍配が上がりますが、資金効率を良くするレバレッジに関しては断然海外FXにメリットがあるといえるでしょう。

その他海外FXでは口座開設や入金をするごとに頻繁にボーナスを付与するようなキャンペーンも多く国内FX業者よりもおすすめです。

海外FXと国内FXを比較したまとめと総評

要点をまとめますと
・海外FXへの口座開設は昔とは異なり日本語での顧客満足度をウリにしている。
・海外FXも信託保全や分別管理が当たり前で、倒産リスクの回避も安全。
・海外FXが日本の金融ライセンスを持たないのは、資金効率の良いレバレッジのため。
・海外FXのゼロカットは国内FXにある万が一のリスクの不安はない。
・海外FXに導入されるMT4は世界中の業者と共通してるなどメリットがとても多い。
・国内FXと海外FXとでは課税方式が違い、海外FXには節税対策もある。

いかがだったでしょうか。海外FXと国内FXにはそれぞれにメリットとデメリットがあるようです。

総合的に考えるとFX自体の知識と取引をきちんと理解すれば、より自由度の高い海外FX業者にメリットが多いのではないでしょうか。

考え方は様々でありますのでFX取引における多様な側面(サービス、倒産リスク、資金効率、借金のリスク、機能性、税金など)からより自身に合った投資スタイルを選ぶことが大切でしょう。